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無責任体質からの脱却
無責任体質からの脱却がカギ
公園運営の実態の項で述べているように、これまでのチボリ公園運営はとても無責任な体質でした。このような状態では、赤字を解消するための経営改善も、集客のための積極的なPRもできるわけはありません。
経営責任を明確にしない、このような緊張感のない経営陣で存続できる企業は遊園地だけではなく、どのような業界でもあり得ないのです。
チボリ公園の経営を健全化するには、「岡山県との関与を無くす」ことが絶対条件なのです。現行体制のままで全員の意識改革を行うことは不可能だからです。
新たな枠組みでの経営が可能になる
閉園が決定されるまで、チボリ公園の経営について、改善策など多くの検討がなされてきました。しかし、その全ては現行のチボリ・ジャパン社についての検討でした。
これまでの運営の最大の欠点が県とチボリ・ジャパン社の位置づけにありました。いままでは、その位置づけの中でしか検討がされなかったため、抜本的な改善はできず、失敗してきたのです。
市民公園化を実現するにあたり、公園をチボリジャパン社、岡山県から譲渡してもらい、そのうえで新しく作る運営会社に運営を任せることで、今までの運営の最大の欠点を解消し、抜本的な改善ができるようになるのです。
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