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緑道公園よりチボリ公園存続を倉敷市が示した2つの緑道公園案山陽新聞によると、以下の2つの案が示されています。 1つは倉敷用水両側の土地を緑道として拡幅し、公園に隣接する市有地と等積交換するケース。加えて市条例に基づく緑化義務(用地の4%)として公園中央の最も緑地の多い部分を無償貸与してもらう。これにより緑地は約1・03ヘクタールになり、緑地整備の初期投資に約2億円と年間約1300万円かかる。 もう1つのケースは用水案に加え、公園中央南部を中心に最低でも1ヘクタールの購入または賃借。この場合、緑地整備費は4億円、年間管理費2600万円。用地を賃借する場合は毎年5000万円、購入では路線価ベースで十数億円が必要となる。 緑道公園ではチボリ公園の良さは残らない市が示した緑道公園案は、面積の広い第2案でも2ヘクタールであり、チボリ公園(12ヘクタール)のほんの一部しか残らないことになります。加えて、市が提案している緑道公園はチボリ公園中心を流れる用水をメインに考えられています。現在のチボリ公園では用水は一部イルミネーションが設置されてはいますが、数カ所の橋があるだけで公園の主要部分とはとても言えません。 ただの用水とその両岸の緑というだけでは、チボリ公園の良さを残すことは到底できません。整備したとしても、チボリ公園を好きだった人は変わり果てた姿を見たくはないので、憩いの場とすることは難しいと思います。 ただの緑地であれば、他にも緑の公園は多数あり、チボリ公園の跡地にわざわざ行く必要はありません。「公園跡地に緑を残そう」が合い言葉のようになっていますが、実際にその緑地で憩おうとしている人が大勢いるとは思えず、言葉が一人歩きしているように思えます。 緑道公園を整備する予算があるのならチボリ公園存続に公園の主要な緑の景観は、切り絵の庭や街路樹、各所にある大木や花壇などです。また、憩いの場としては噴水は外すことのできない要素です。しかし、これらを残すためには大がかりな工事が必要になり、多額の費用が必要となります。 チボリ公園は運営方法をきちんとすれば採算が見込める公園です。今回の閉園により、チボリ公園への関心は高まっており、再開園すれば入場者増は確実に見込めます。早急な黒字化が困難だったとしても、現在の収支は大幅に改善できるのです。 緑地公園を整備するために、市費を4億円も予算化できるのであれば、チボリ公園存続に使用してください。それだけの金額があれば、チボリ公園は再建できるのです。
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チボリ公園を存続させる会 代表:吉田勤 住所:倉敷市川辺1808−1 TEL:0866−98−2122 FAX:0866−98−3399 |